08 働きがいも経済成長も

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

目標の主な内容

  • 若者や障害者を含むすべての人たちが働きがいのある人間らしい仕事につき、同一労働同一賃金を得られるようにする。
  • 就労・就学・職業訓練のいずれにもついていない若者の数を大幅に減少させる。
  • 強制労働をやめさせるための緊急かつ効果的な措置を実施する。2025年までに児童兵土を含むあらゆる児童労働を禁止し覆滅する。
  • 移住労働者や不安定な雇用状態にあるすべての労働者の権利を保障し、安全•安心な労働濃境を促進する。
  • 多様性の活用や技術向上、イノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。

目標の背景

  • 全世界の失業者数は、2007年の1億7,000万人から2012年には2億200万人近くにまで増大していますが、そのうち約7,500万人は若い女性と男性です。
  • 2016年から2030年にかけ、全世界で新たに労働市場に参入する4億7,000万人に雇用を提供する必要があると言われています。
  • 世界で1億5000万人以上の子どもが、十分な教育を受ける機会を得ることもなく働かされています。その半数以上の8,500万人が危険で有害な最悪の形態での労働を強いられています。
  • 加工や製造に携わる中小企業は、産業化の初期段階で最も重要な役割を果だすばかりでなく、多くの場合最大の雇用創出者ともなります。こうした企業は全世界の企業の90%以上を占め、雇用の50-60%をつくり出しています。

コープかごしまの具体的な取り組み

65歳までの定年延長

生協コープかごしまでは定年を65歳に定めています。また、アルバイト職員として72歳まで働く事ができます。長年、生協で培った知識や技量技術を事業に生かし、地域への貢献、組合員への丁寧なアプローチへ繋げています。生協で働き続けられる環境は職員同士が助け合いで成り立ち、やりがいをもって仕事に邁進しています。各店舗や事業所で活躍していただいています。

 

生協コープかごしまは、持続可能な社会の実現を目指します。

生協コープかごしまは、「よりよき生活(くらし)と平和のために」「ひとりがみんなのために みんながひとりのために」「安心して暮らし続けられる地域社会づくりのために」をスローガンとする、協同と助け合いの組織です。 世界の課題を解決し、よりよい未来を迎えるために、国連が掲げたSDGs(持続可能な開発目標)の「誰も取り残さない」という基本精神は、私たちの理念と大きく重なるものでした。そこで、生協コープかごしまは、組合員活動と事業を通して、SDGsの目標である「持続可能な社会の実現」に取り組んでいくことを表明します。