17 パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

目標の主な内容

  • 持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する。
  • さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的・官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
  • 持続可能な開発の進捗状況を測るGDP(国民総生産)以外の尺度を開発する取り組みを更に進め、開発途上国にあける統計に関する能力構築を支援する。
  • 先進国は開発途上国に対する世界のODA(政府開発援助)をGNI(国民総所得)比0.7%に後発開発途上国に対するODAをGNI比0.15-0.20%にするという目標を含むODAに関するコミットメントを完全に実施する。

目標の背景

  • ODAの総額は、ミレニアム開発目標(MDGs:貧困をなくすための2000年—2015年の目標)の始まった2000年から2014年の間に、実質ベースで 66%増加し、過去最高の1,352億ドルまで伸びました。
  • 2000年には世界人口は6%強にすぎなかったインターネットの普及率は、2015年に43%へと上昇しました。
  • 国連の発表した「世界幸福度報告書(2016年度版)」には、最も幸せな国にデンマーク、スイス、アイルランド、ノルウェーなどの欧州諸国がランクされ、日本は53位でした。

コープかごしまの具体的な取り組み

地域と連携してよりよい社会の実現を目指しています

それぞれの地域の店舗や個配・共同購入のネットワークにおいて、その地域で暮らす高齢者や子ども、障がいを持つ方など、支援を必要とする方たちの見守りや自然災害時の地域支援に向けた協定を多くの自治体を結んでいます。

 

自治体との地域見守り活動の協力協定

(新たに霧島市と「地域貢献活動協定」を結びました。)

生協コープかごしまでは、地域で支援を必要とする方々(高齢者、子ども、障がいを持つ方など)を見守り、支えていくために、鹿児島県内のいくつかの自治体*や社会福祉協議会と協力協定を結んでいます。

*日置市、薩摩川内市、指宿市、志布志市、曽於市社会福祉協議会、垂水市、霧島市、さつま町、枕崎市、鹿屋市、出水市、奄美市

 

災害時の物資供給協力の協定

生協コープかごしまは、災害時の食糧などの物資の供給に関する協定を8行政*と締結しています。

*鹿児島市、霧島市、志布志市、日置市、薩摩川内市、南九州市、姶良市、曽於市と締結しています。

 

包括的業務協力協定

南さつま市と地産地消の推進、地域の安全・安心の確保、高齢者・障がい者支援、健康・食育、子育て、環境、エネルギー、防災・災害対策、情報発信、観光振興、地域活性化等11項目についての包括的な協力協定を締結しています。

 

子どもたちの安全見守り

鹿児島県による「子ども110番」と連帯し、店舗や配達のトラックを「コープ子ども110番」として、子どもが事件や事故に巻き込まれないように見守る取り組みを行なっています。新入学1年生にコープのキャラクターが付いたランドセルカバーを鹿児島県内の小学校433項に14,668枚を寄贈しました。

生協コープかごしまは、持続可能な社会の実現を目指します。

生協コープかごしまは、「よりよき生活(くらし)と平和のために」「ひとりがみんなのために みんながひとりのために」「安心して暮らし続けられる地域社会づくりのために」をスローガンとする、協同と助け合いの組織です。 世界の課題を解決し、よりよい未来を迎えるために、国連が掲げたSDGs(持続可能な開発目標)の「誰も取り残さない」という基本精神は、私たちの理念と大きく重なるものでした。そこで、生協コープかごしまは、組合員活動と事業を通して、SDGsの目標である「持続可能な社会の実現」に取り組んでいくことを表明します。