11 住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

目標の主な内容
- すべての人が、安全で住みやすい住居や基本的なサービスを得られるようにする。
- 地域の人たちが参加し、誰もが将来にわたり暮らしやすいまちをつくるための力を高める。
- 文化遺産や自然遺産の保護・保全のための努力を強化する。
- 高齢者や障害者などすべての人が使いやすいように、緑地や公共スペースヘのアクセスを確保する。
- 経済、社会、環境面における都市部・都市周辺部や農村部の間に有効なつながりをつくる。
- 「仙台防災枠組2015-2030」に沿って、災害リスク管理の策定と実施を行う。
目標の背景
- 現在、スラムには8億2,800万人が暮らしていますが、その数は増加の一途をたどっています。
- 面積にして地球の陸地部分のわずか2%にすぎない都市は、エネルギー消費の60-80%、炭素排出量の75%を占め ています。急速な都市化は真水供給や下水、生活環境、公衆衛生に圧力を加えています。しかし、都市の桐密性を活かし、効率性を高め、技術革新をもたらしながら、資源とエネルギーの消費を低減する可能性もあります。
コープかごしまの具体的な取り組み
コープフェスタ2023
2023年12月3日(日)に「コープフェスタ2023」を開催し、約6千人が来場しました。
みて きいて コープを知ろう! 楽しもう‼をテーマに「コープフェスタ2023」をかごしま県民交流センターで開催しました。鹿児島県内の生産者・メーカーを初め、北海道、長崎、佐賀からも生産者が参加され、商品の販売や試食を行いながら消費者と直接触れ合うイベントを通じ、コープ商品の事やつくる側の想いを知っていただく機会となりました。トラック試乗体験やバイオディーゼル燃料取り組みの紹介ブースもあり、生協コープかごしまの事業や取り組みの紹介も行いました。またバター作り体験参加者へ呼びかけを行い、後日、農場での乳しぼりやブラッシング、子牛へのミルクあげなどの酪農交流会も実施し体験を通して、酪農の現状を考える機会となりました。
お買い物支援
生協コープかごしまでは、買い物に行きたくても行けない、買ったものを持ち帰ることができない、調理をすることが困難など、地域のみなさまの多様化する「食の困りごと」に対して、様々な活動や取り組みを行っています。週に1回、決まった曜日・時間帯にお届けする「個別配達」(お一人でご利用可能。冷蔵・冷凍品は、畜冷材・ドライアイスと一緒に保冷箱に入れてお届け。配達手数料は週1回、220円。手数料が減額されるサービスがあり)以外にも、以下のような支援を行っています。
移動販売・店舗ふれあい便・地域訪問ふれあい便
生協コープかごしまの移動店舗は薩摩川内市との連携でスタートし、現在、薩摩川内市といちき串木野市の一部で運行しています。また、麦の芽福祉会の移動店舗(鹿児島市と近隣を運行)を支援しています。店舗ふれあい便は「お買い物代行」と「お買い上げ配達」の形式で、16店舗(鹿児島市内10店舗、市外6店舗)で活動しています。
「無店舗配達と公民館活動の連携による生協コープかごしまの新しい買い物支援活動」として、2021年に薩摩川内市入来町で「入来朝陽楽しいお買い物クラブ」がコミュニティ協議会、社会福祉協議会、地域組合員、無店舗事業本部川内センターの協力でスタートしました。毎週木曜日が買い物を含めた楽しい集まりになっています。
南大隅町佐多辺塚東地区の公民館配達
2024年3月、南大隅町佐多辺塚東地区で公民館配達が始まりました。これは地区内に商店がなく、現状、自家用車に頼っている買い物が困難になった時にどうするか?の地域課題に対し、コープの配達を利用することで解決できないかというニーズに応える形で地域の方の協力のもと実現しました。
伊佐市大口山野地区での商品お届けの支援
2023年12月から伊佐市大口山野地区にある、地域の有志で立ち上げたミニストアー山野「楽しそう」に商品お届けを行っています。地域に合った商店が閉店したことを受け、近所の方が集まり、買い物できる場を作りたいとの要望から、共同購入の商品をお届けし、利用いただいています。
お買い物送迎
2021年11月にコープ西陵店でお買い物送迎をスタートさせました。専用のサポートカーも導入し地域のお役立ちとなっています。コープ吉野店では、社会福祉法人麦の芽福祉会との共同事業として、お買い物送迎を行っています。
お弁当宅配
管理栄養士監修のもとカロリーや塩分を計算して調理された「体にやさしいお弁当」を日替わりでお届けしています。また、食べやすさで選べる「介護食」や、体調に合わせて選べる「健康管理食」もご用意しています。宅配エリアも鹿児島市・日置市・姶良市・霧島市・湧水町・鹿屋市・垂水市・志布志市・曽於市・大崎町・東串良町・肝付町・錦江町・薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町・出水市・阿久根市・長島町と広がりました。
離島特販事業
多くの離島を有する鹿児島県。生協コープかごしまでは、離島に住む方々にもコープ商品を利用していただけるよう、鹿児島県内の定期便のある有人離島へ船便で商品を配送する「離島特販事業」を行っています。
くらしの助け合い活動
「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」が生協の合言葉。誰もが笑顔で安心して暮らすためには、助け合いの精神が不可欠です。生協コープかごしまには、組合員同士が助け合うための仕組みや活動がたくさんあります。
くらしの助け合いの会
1986年(生協コープかごしま15周年)に始まった「くらしの助け合いの会」は、くらしの中の家事援助を中心に、援助を受けたい組合員と、それをお手伝いしたい組合員とが互いに助け合い、支え合う有償活動です。また誰でもが気軽に立ち寄れる「おしゃべりひろば」や「ようこそパーティー」なども行っています。
介護予防教室「よかよかひろば」
地域の方が楽しく交流する場として、2023年度は毎月1回の「よかよか体操」と「ぼっちゃ」「輪投げ」の運動と「おしゃべりタイム」を4店舗(紫原店・南谷山店・城西店・吉野店)で開催し229人の参加がありました。
子育てひろば
赤ちゃんや小さな子ども連れで気軽に参加し、いつ来てもいつ帰ってもいい「ノンプログラム」の交流できる場として開催しています。2023年度は、17店舗のひろばで、のべ290組、595人が参加しました。
「はじめてばこ」のお届け
2018年からKTSテレビの「はじめてばこ」プレゼントに特別協賛しています。プレゼントをご自宅にお届けするのは、生協コープかごしまの職員です。