食品添加物
使う必要がなければ使わない食品添加物
生協コープかごしまの食品添加物についての考え方と基準
食品添加物は、使わなければ作れない食品もあり、現在の食品の製造・加工に欠かせないものになっています。
かといって、むやみに使うものではありません。生協コープかごしまでは使用を制限する基準を設けています。
基本的な考え方
食品添加物は「使う必要がなければ使わない」という考え方が基本です。使う必要がある場合は、科学的に安全性を評価し、消費者にとっての必要性や有用性を検討した上で決めます。
食品添加物使用上の基準
食品添加物の中で2つに分類し、基準を設けて、食品添加物の使用を制限しています。
1.「不使用添加物」10品目
(1) 遺伝毒性発がん物質と考えられるもの
(2) 指定添加物において、一日の許容摂取量が信頼できる機関で設定されておらず、日本生協連においてそれを補う科学的データが入手できなかったもの
(3) 既存添加物において、安全性に関する科学的データがなく、成分規格等に懸念される情報があるもの
2.「使用制限添加物」 42品目
不使用添加物における3つの条件には該当しないが、以下の懸念される問題点の指摘があり、その添加物の「使用する食品の範囲」「使用量や残留量」「成分規格の指定」によってリスクが低減できるもの。
(1) 添加物を生成する時や使用した場合に、発生する不純物などに安全上の問題があるもの
(2) 製品としての添加物の純度等、成分規格に不十分な点があるもの
(3) 国が評価していない新しいリスク要因が懸念されるもの
※詳細につきましては下記の一覧をご参照ください。
食品添加物って
人は昔から、食品を長持ちさせる、味をよくする、色や香りをつけるなどの目的で、塩や囲炉裏の煙、木の実や葉を食品に加えてきました。これが食品添加物のはじまりです。
近年は家庭の食卓や外食などで加工食品の消費が増え、便利で質の良い加工食品が豊富に提供されるようになりました。
加工食品を作るときに、味や保存性をよくするために、食品素材以外に使用されるのが食品添加物です。
食品添加物の役割
- 食品の品質を保つ
- 食品の風味や見た目をよくする
- 食品の製造た加工に使う
- 食品の栄養素を強化する
食品添加物について学習できます
地域のフレンズ・エリア・店舗委員会などで「食品添加物」についての学習会を開催できます。
学習会申し込みなどで受け付けています。