「第38回鹿児島県高齢期を考えるつどい」が開催されました

8月29日(金)、鹿児島医療生協、新日本婦人の会、年金者組合、生協コープかごしまの4団体による実行委員会の主催で「鹿児島県高齢期を考えるつどい」が開催されました。 開会のあいさつに続き、記念講演には鹿児島大学共通教育センター准教授であり、鹿児島県土砂災害アドバイザーや奄美市政策アドバイザー(防災)などを務める井村隆介氏をお迎えし、「地震・水害・噴火からの避難の仕方」をテーマにご講演いただきました。

 

 

井村氏は、実際の災害事例を交えながら、「助かるはずの命が助からないという事態を防ぐためには、一人ひとりが自分の命を守るという意志と覚悟を持つことが大切です。支援される側も、支援する側も、その意志と覚悟を共有することが重要です」と語られ、参加者一人ひとりが防災への意識を高める貴重な機会となりました。

 

またつどいの中では、鹿児島県代表として「日本高齢者大会」に参加される方々の紹介も行われました。

 

 

高齢期は誰もが迎えるものです。高齢期の課題は、すべての世代に関わる社会全体の問題でもあります。多くの人々と連携し、憲法の理念を活かしながら、誰もが安心して豊かに暮らせる社会づくりを、これからも進めていきましょう。