ちょっと斜めから眺めてみる~憲法学習会

1月29日(月)に、コープ国分店で憲法学習会を開催しました。今回の学習会は「暮らしの中から憲法を考える~ちょっと斜めから眺めてみる~」をテーマに、鹿児島大学法文学部法経社会学科助教授の三上佳佑さんを講師に迎えて、オンライン参加を含む76人が参加しました。

 

 

三上先生は「物事は、正しいか正しくないかと決めがちだが、様々な考え方がある。一方向や自分の考え方だけで見るのではなく、斜めから見ることも大事、単純なことでもとても奥が深いこともある。難しいと思うことが単純なこともある」と語ったうえで、「鹿児島の基地化の問題についても、安全保障からの視点でとても大事だと思う方もいる。一方、基地化にすることで安全のリスクが大きくなるから、絶対反対だという方もいる。そのことは当たり前のことだと思う。憲法や人権のこと男女平等のことなどについても、私たち一人ひとりが、関心を持つことが大事であり、いろいろな方の意見も聞きながら話しあいながら、共感を作っていくことが必要」と訴えました。

 

 

 

 

最後に「国民のひとりとして、選挙に行く事に関心を持ってほしい、無関心であることを政治に利用されないようにしなければならない」と話され、学習会は終了しました。

参加者からは「結論を求めがちだが、人それぞれの考え方だから、正しいことは一つではない、間違っていることもない、その事案について、お互いがどのように考えるかなどを学習の機会などを通じて話し合えるとよい」とか、「物事の捉えかたについて先生から学んだ」などの声が聞かれました。