第19回くらしの見直し講演会を開催しました。

7月17日(月)、第19回くらしの見直し講演会が開催されました。講師は、ファイナンシャルプランナーで終活アドバイザーの山田静江先生です。

「介護への備えと公的介護保険」を演題にお話され、参加者は突然やってくる介護に備えてどうしたらよいのかを真剣に学びました。

 

 

 

お話の中で、介護になる原因の疾患は、認知症、脳卒中が多いとの報告がありました。また介護で困ることとして、誰が面倒をみるのか、費用はどのくらいかかるのか、誰がお金を負担するのか、誰に相談したらいいのか、といったことが挙げられました。

 

 

 

さらに事前にやっておくべきことは?という質問に対しては、元気なうちに地域包括支援センターなどの相談窓口や介護保険、施設などを調べる、いざという時にお金の管理やケアマネジャーや医師との連携をとってくれる人を決めておく、エンディングノートを使うと、介護される方もする方もどちらにも役に立つそうです。

 

併せて、居宅(在宅)でのサービスを受けるのか、施設などに入るならどんなサービスが受けられる施設に入りたいかなど、介護の希望もすぐには決められないことがたくさんあるので、身近な人に起きた事例なども参考に、時間をかけて準備しておくことが良い、といったアドバイスもありました。

 

 

 

講演会は実参加30名にオンライン参加19名でした(主催のコープかごしまLPAの会メンバー含む)。

「先生のお話はとても詳しくわかりやすかったです」「聞きたいことがまとめられてあり参加して良かったです」と受講者の感想にあったように、先生の実体験の話を交えての講演は、とても好評で、充実した時間となりました。