援農作業を通してウクライナ避難民の方と交流しました

大隅スタンプラリーのメンバー6名は5月24日(水)に、ウクライナから避難されているご夫婦と垂水市の森さんの畑で援農作業を行いました。

 

 

森さんはかのや店で「irodori野菜 もり畑」として、栽培した有機野菜(主に玉ねぎ、ズッキーニ)を出荷しており、大隅スタンプラリーではこれまでも、森さんの畑で援農作業を通した交流を行ってきました。今回は森さんの知人を通して、ウクライナからの避難民の方と交流してみてはどうだろうかと提案があり、実現したものです。

 

 

今回の援農作業は里芋を植えている畑の草取りを行いました。森さんに話をうかがうと、こちらの里芋は秋頃に収穫し、鹿児島をはじめ、関西方面を中心に出荷されるということです。

当日は天候にも恵まれ、暑い一日となりましたが、参加したメンバーは日差しの強い中、森さんの指導のもと一生懸命に草取りを行いました。

 

 

 

また作業の合間の休憩時間で、ウクライナから避難されているご夫婦と交流しました。普段話される言語はウクライナ語やロシア語で、翻訳機を使いながらコミュニケーションを取りました。ウクライナと日本の文化の違いや現在の生活まで、幅広い話題で盛り上がりました。

 

 

交流を通して参加者からは、一日でも早く普段の生活に戻れることや、改めて平和について考える機会ができたといった声が聞かれました。またウクライナの避難民からは日本での暮らしについて、日本語の学習に奮闘しているが、なかなか就労できずに悩んでいるといった声や、ウクライナ人のコミュニティが少なく、もっと集まれる場が欲しいといった声が聞かれました。