<地域包括支援の取り組み>佐多辺塚地区への配達
生協コープかごしま鹿屋センターから南へ約1時間半。
南大隅町、佐多辺塚地区。
県本土でもほぼ最南端の地区への配達におじゃましました。
配達担当の1日の走行距離は140㎞、
生協コープかごしまの配達の中でも最も距離を走る配達コースのひとつです。
佐多辺塚地区は人口121人、地区内に商店はなく、現在は車で買い物に行かれるものの「2、3年後。車を使わなくなったときに買い物をどうするか?」という課題から、地域の生活支援コーディネーターの大竹野様を通して『コープの配達の案内をしてほしい』と鹿屋センターに相談がありました。
2023年12月、地区の公民館でコープかごしまの配達のご案内。
2024年1月、公民館へのお届けを基軸とした共同購入の手続きを行い、同2月7日より配達を開始。
途中配達曜日や時間を調整しながら、現在3か月目のご利用になります。
目の前には海が広がる公民館。
取材にうかがった際、受け取りに来られたみなさまからは
「カタログを見るのが楽しみ」
「アイスが凍ったまま届くのがありがたい」
「この商品がお気に入りでね~」
などなど、うれしいお声をたくさんいただきました。
荷下ろしの間中、終始笑顔で受け取られているのが印象的でした。
生協コープかごしまでは今後も地域包括支援の一環として、
買い物困難を課題としている地区での協議も地域の方と一緒に進めていく予定です。
×100倍!1分で行く佐多辺塚地区