収穫を楽しみに産直合鴨米を組合員親子と生産者で田植えしました。

生協コープかごしまの産直米の産地のひとつ、肝付町の産直合鴨米の産地で、4月21日(土)に「田植え交流会」を開催し、組合員14家族と生産者、JA関係者やコープ職員ら約90人が参加しました。

180421肝付田植え交流会01.JPG当日は、開会のあいさつに先だって、5月に放鳥を予定している「合鴨」のヒナを、子どもたちが触れる場も設け、子どもたちは、ヒナを抱き上げて「あたたかい」などと感想を言い合っていました。

180421肝付田植え交流会02.JPG田んぼでは生産者のみなさんといっしょに、親子で苗を植えました。

180421肝付田植え交流会06.JPG田植えの後は近くの公民館に移動し、スタンプラリーメンバーが準備した豚汁と御飯、手作りのお漬物での昼食や、生産者の紹介やお米クイズ大会などで交流を行いました。

参加者からの感想≫

◆(自分も)小学校の1年生の時に田植えをしたきりだったので、足の感触・泥の感触、すべてが新鮮で楽しかったです。3歳の息子もアイガモを触ったり、田んぼにはだしで入って苗を植えたりと、とても貴重な体験ができ、ありがたいです。息子の大好きなお米がこうやって育つんだよと話してあげられたこと、美味しいごはんをいただけたこと、とてもよい一日となりました。

180421肝付田植え交流会04.JPG◆10数列の田植えでも(今は機械で植えているとしても)時間も体力もかかるし、美味しいお米になるまで育てるのは大変だろうと身にしみました。子どもたちにもなかなかない経験をさせられました。アイガモちゃんたちと触れ合えて「あのヒヨコちゃんたちがパトロールしてるお米だよ」と子どもたちに言うと2歳の娘が「ぜんぶたべる」と意気込んでいました。

180421肝付田植え交流会05.JPG◆いつもいただくお米が、こんなに手間暇かけて作られているものだとビックリしていた子どもたちでした。私たちもバケツ稲を大切に育てます。

◆普段食べているお米が、どのようにして作られているのか、田んぼの水の冷たさなど実際に感じながら、生産者の方のお話を聞くとができて良かったです。

◆自分たちは少しだけの体験で満足しているのに、生産者の方は一年をとおして様々な思いをしながら作っているのだなと、あらためて思いました。食事会の時にいろいろなお話しをすることができて楽しかったです。
 

180421肝付田植え交流会03.JPGこの田植え交流会は、大隅スタンプラリーのひとつして開催し、志布志市有明の産地と隔年で交互に開催しています。組合員と生産者が交流することで「産地直 結(産直)」「鹿児島を食べよう」「地産地消」について考え、生産者の思いや栽培方法を直接聞き、また体験することで日本の農業や食糧・環境についても学 ぶ場としています。

8月中旬には稲刈肝付町の生産者のみなさんとは1989年から生協との産直を行っています。この地域は早期米が盛んな地域で広大な田園風景が広がる静かな農村地帯です。品種はコシヒカリ。産直合鴨米は苗を植えた後は農薬を散布せず、5月に合鴨を放して雑草や害虫を駆除します。り交流を予定しています。