学習会で和紅茶を一緒に淹れて、ちょっと贅沢な時間を過ごしました~和紅茶学習交流会を開催しました

10月12日(水)に「和紅茶の美味しい淹れ方を学ぼう」とオンラインで和紅茶学習交流会を開催。12組の組合員のみなさんがZOOMをとおして学習交流しました。当日は大隅スタンプラリーのメンバーが中継会場のコープかのや店にあつまり、感染予防の対策をとりながら実参加もしました。

和紅茶学習交流会の会場

講師をつとめてくださった後藤さんご夫妻

和紅茶学習交流会の講師は、コープのお店のお野菜コーナーで供給している和紅茶を提供くださっている「ねじめ茶寮」の後藤さんご夫妻。後藤さんは以前は産直ピーマンを生産されていましたが、長年夢にしていた有機JASの認定を受けた紅茶栽培に切り替えた方です。

学習会の資料から茶木の違い

べにひかり(左)とべにふうき(右)の新芽・写真提供:後藤さん

会では産地の様子を動画で視聴し、後藤さんの説明で紅茶ができるまでや「和紅茶には紅茶専用の茶木の葉を使うものと、普通の緑茶用の茶木の葉を使うものがある」ことや「日本の紅茶の歴史」などを解説。その後に美味しい紅茶の淹れ方を、参加者のみなさんと一緒に淹れて感想を交流しあうなどの時間をもちました。

中継スタジオのコープかのや店

コープかのや店の組合員集会室から中継

今回、参加者には事前に「べにふうき」「べにひかり」の紅茶ティーバッグの小袋をお届けしており、それを講師の方の説明を聞きながら淹れて風味を楽しみました。
会の後半で中継場所での接続トラブルなどがあり、音声が途切れるなどで、参加者のみなさんに準備していただいていた「お茶うけ」交流などができませんでしたが、参加者のみなさんの協力で進行できました。

画面と会場のみんなで記念撮影

終了後に画面参加者と大隅スタンプラリーメンバーも一緒に記念撮影

≪参加者からの感想≫(抜粋)
「後藤さんのお茶畑に行ったことがあるのですが・・・上空から見ると地上で感じた素晴らしさの何十倍も素晴らしい所(天空の茶畑)だったのだなと嬉しくなりました。何はともあれ、有機の美味しい和紅茶を味わえたこと、後藤さんご夫妻にお目にかかれたことが嬉しかったです」
「摘む時期によって紅茶の味に違いがあることを知れたし、種類によっても味が違うことが実感できて、良かったし勉強になりました」
「香りや渋味が(木の種類によって)それぞれ違うこと、市販の紅茶とは異なる内容の知識と風味が感じられました」
「和紅茶には2種類があり、ねじめ茶寮さんの紅茶は紅茶用(専用の茶木)に丹精込めて栽培されている事が改めて良くわかった」
「どちらの紅茶もとても美味しかったです。完全な機械化をされていないとのことで生産は大変かと思いますが、私も後藤さんの紅茶を飲んで周りにも宣伝して応援したいと思います」

なお、後藤さんは11月19日~20日に開催する「ゆくさおさいじゃしたフェスタ」(生協コープかごしま50周年記念「祭り」企画)に参加出店予定です。

後藤さんの紅茶は、コープのお店の農産コーナーで取り扱いをしています。

また、一部店舗に定期的にキッチンカーで出店販売もしています。