ハウスの中で、受粉が終わったみかんの花びらを落す作業を体験しました。

大隅スタンプラリーでは、1月28日(土)に肝付町で産直ハウスみかんの花殻落し作業を体験しました。
170128下山さん花落とし05.jpg当日参加したのは大隅エリアの組合員親子15人。
170128下山さん花落とし01.jpg参加者は生産者の下山さんのみかん畑のハウスに集合し、説明を受けた後で1メートルほどに切った竹を渡され、ハウスの中でみかんの木の枝を軽くたたき、花殻を落とします。

ハウスの中のみかんの木には、白いみかんの花が咲いている枝や、すでに花が終わって受粉した小指の先ほどの緑のみかんがついた枝などあります。

170128下山さん花落とし02.jpg一般的なみかんは初夏に花をつけて、夏過ぎに実が付いていきますが、下山さんのハウスでは、夏のギフト用に7月に最盛期を迎えるように育てています。

このハウスの中では風が当たらないために、受粉後も枯れたみかんの花びらが落ちずに残り、実が成長するときに実の表面に付いてしまい、傷のように残ったり、色付きが悪くなるなどの影響がでるそうです。それを防ぐために、一枝一枝軽くゆすり枝をたたき花殻を落とします。170128下山さん花落とし04.jpg

作業の終了後には、下山さんのご自宅の庭先で、お茶を飲みながら今年の生育の状況など交流しました。

※大隅スタンプラリーは、大隅地域の生産者・メーカーさんと地元の組合員が、一年をとおして作業体験などで交流する取り組みです。下山さんのハウスでは収穫時にハサミ入れ式を予定しています。