「牛乳を買うだけでは考えないようなことも聞けました」酪農家の方と交流しました。
大隅スタンプラリー5月企画として「酪農家さんと交流しよう~牛乳・酪農学習会」を5月25日(土)に開催しました。

今年は鹿屋市の戸塚さんの農場に、10家族44人と大隅スタンプラリーメンバーや生産者・関係者など約80人が参加しました。

交流会では、戸塚さんの牧場を見学し、牛たちのお世話についての説明を受けたり、実際に牛に干し草のえさを与えたり搾乳(乳しぼり)の体験をしたり、子牛にミルクを与えるなどの触れ合い体験も行いました。
また農場からコープかのや店に会場を移して、牛乳についてのクイズをとおしての学習会と、バター作り体験も行いました。
≪参加者の感想≫

・普段の生活で、牧場に入って中を見る機会はないので、実際に牛乳が出荷されるまでの流れを見せてもらって、とても貴重な体験でした。実際に見せてもらうと「一生に一頭の牛が何回産むのか」「乳を出すのはいつからか」とか気になることがたくさん出てきて、質問もたくさんさせてもらいました。ただパックに入っている牛乳を買うだけでは、そんなことまで考えもしなかったです。何でも気さくに受けて応えてくださって、すばらしい方が牛乳を作ってくださっているのだなと知りました。

・細かい質問にも一つひとつ丁寧に説明いただきました。娘2人を連れての参加でしたが、長女は積極的に牛乳を飲んでくれないので、乳しぼりの体験や子牛とのふれあいを通じて、親子で改めて「食」について考え、意見を出し合い、話すきっかけとなりました。
・子牛に乳を与えたのが楽しかったです。乳しぼりが初体験で、なかなかしぼれなかったけど、たのしかったです。
・牛乳を出してくれる牛さん達と、その牛をそだてている酪農家の方の仕事内容や、苦労されていることなど聞けて(見られて)とても勉強になりました。このような学習会があると、食育にもいいですよね。
・子どもも、牛に触ったり、子牛にミルクをあげたり、乳しぼりをしたりと「したい!」という気持ちを、すぐに実現させてもらえて大喜びでした。心に残る体験になりました。