7月の生協品質「骨取り魚シリーズ」

家庭の食卓に、もっと魚料理を。手軽に食べられる「骨取りシリーズ」

「最近魚食べてないわ…」「子どもに魚を食べさせたいけれど…」。頭ではそう思っていても、実際は、魚料理は処理が面倒、生ゴミが出る、骨をひっかけるのが心配等々の理由で、家庭の食卓では敬遠される傾向に。そこで活用したいのが、水産庁が提唱する「ファストフィッシュ」にも選定されているコープの“骨取り"魚の商品。組合員グループ「コープ西陵フレンズ」の皆さんに、試食をしてもらい感想を聞きました。

骨取り魚シリーズ2“パクパク食べる"という言葉がこれほど似合うシーンはないと思えるほど、2、3歳の子どもたちが魚料理を勢いよくおいしそうに食べています。
これは、6月に開催された「コープかごしま西陵店」での試食会での一コマ。西陵フレンズのメンバーにコープ商品「骨取りシリーズ」の中から8種類を試食してもらいました。

「骨取りシリーズ」は、「手軽においしく魚料理を食べたい」という組合員の声に応えて開発されたもので、小さな骨までピンセットで取り除いて切り身にし、加工したコープ商品。骨を詰まらせることが心配される子どもや年配の方がいる家庭で特に重宝されているヒット商品です。

骨取り魚シリーズ

試食会では、こっくりと甘い味噌ダレが中までしっかり染みた「さばの味噌煮」、うすめの味付けであっさり食べられる「さばのみぞれ煮」、ほっこりとした身がおいしい「赤魚みぞれ煮」などが次々にテーブルに並びました。「家庭ではこんなにふっくらとできない」「赤魚を初めて食べた」など、感想を話しながらワイワイ楽しそう。「さばの味噌煮に豆腐とネギを入れて煮たらいいですよ」とか「骨がないからみぞれ煮はおかゆに入れてもいいね」など、アレンジのアイデアも次々に飛び出していました。

西陵フレンズのメンバーは、子育てママがほとんど。子どもの健康のために魚料理を積極的に作ることが多くなったそう。一方で子どもが骨を怖がるという声も。その点、「骨取りシリーズ」なら子どもにのびのびと魚料理を楽しんでもらえるという利点があります。ゆくゆくは骨のある魚も食べられる子どもに育ってほしいけれど、まずは安心して魚のおいしさを実感してもらうことから、という考え方もあるようです。

「最近の子どもは魚を食べない」と嘆く前に、「骨取りシリーズ」を上手に活用して、魚との新しい付き合い方を試してみませんか。

(取材・原稿 小谷さらさ)


骨取り魚シリーズ

骨をほとんど取り除いた魚シリーズ。調理済タイプと素材タイプがあります。

骨取り魚シリーズ 調理例1骨取り魚シリーズ 調理例2骨取り魚シリーズ 調理例3骨取り魚シリーズ 調理例4


コープ西陵店で試食会を開催しました

吉富鉄郎水産チームリーダーコープかごしまの吉富鉄郎水産チームリーダー。「骨取りシリーズ」の工場の衛生管理や加工方法について説明がありました。【写真右】

ファストフィッシュ2012年には、コープの「骨取りシリーズ」の一部が、手軽においしく食べられ、魚食普及に役立つ商品として水産庁の「ファストフィッシュ」に認定されました。【写真左】。


骨取り秋鮭のみりん漬け「骨取り秋鮭のみりん漬け」を野菜と一緒にホイル焼きに。タレの味が野菜にも染みて絶品、と大好評でした。【写真左】。


感想1子どもが3人いるので、食事は大忙し。骨が取ってあるとやっぱり安心です。


感想2子どもによって味の好みがあるので、いろいろな種類があるから助かります。


感想3子どもが以前骨を詰まらせたことがあるので、骨取りだよと言うと喜びます。


感想4ゆくゆくは骨のある魚も食べてほしいから、まずは魚好きな子どもになってくれたら。