5月の生協品質「薩摩うまつゆ」
鹿児島の主婦の声を凝縮した、理想のつゆができました。
これからの季節に欠かせないメニューと言えば、そうめん。おいしくいただくための理想のつゆは、どんな味でしょうか。「だしの旨味がしっかり味わえるものがいい」「本醸造醤油を使ってほしい」「鹿児島の味を大切にしてほしい」。そんな主婦の声が凝縮された生協コープかごしまのつゆが完成しました。その名も「薩摩うまつゆ」。試作を何度も重ねて仕上げた、自信の一本です。
新定番決定!「薩摩うまつゆ」
夏の定番メニュー、そうめん。「わが家の定番の味はコレ!」と、めんつゆの銘柄を決めている家庭も多いのではないでしょうか。
そんな中で、いつもと違う商品に挑戦するのは勇気がいりますが、試してほしい新しいつゆが生協コープかごしまからデビューしました。その名も「薩摩うまつゆ」。組合員が集まり、「こんなつゆがほしい」という理想をメーカーに伝え、それを実現する形で完成した、消費者の声が凝縮された商品です。
「薩摩うまつゆ」は、昨年11月から出水エリアの組合員を中心としたメンバーによって開発が進められました。
まず、さまざまなメーカーのつゆを、名称を隠して味わうテストを行い、消費者が求める味の傾向を探ることからスタートしました。そこで上位に挙がったのが、本醸造醤油100%使用で、枕崎産かつお節を使ってだしを取り、かつおエキスでしっかりした旨味を加えたつゆ。人気の理由は、「味がはっきりしている」「だしが効いている」「あきない味」「香りがよい」などでした。この味をベースに、約5か月にわたり試作・改良を重ね、3月の最終会議で決定された味が、今回発売の「薩摩うまつゆ」となりました。
最後の会議は、日置市伊集院にあるメーカー(株)ヒガシマルにて、商品説明を受け、工場見学。その後、試食会。テーブルに並んだのは、そうめん、釜あげうどん、つゆを使った炊き込みご飯など。ひと口食べた瞬間からメンバーの顔がパッと華やぎ、「おいしい! おいしい!」と声が挙がりました。開発に携ったメンバーは「自分たちが納得できる味に仕上がり、うれしいです。ぜひ一度食べてみていただきたいです」とのこと。完成した商品を前にした晴れやかな笑顔から、自信が伝わってきました。鹿児島の主婦のリアルな声から生まれた「薩摩うまつゆ」。これからの新定番になりそうです。
(取材・原稿 小谷さらさ)
薩摩うまつゆ
- 本醸造醤油100%使用
- 枕崎産かつお節使用
- 旨味と甘味しっかり
- いろいろな料理に使える
- 共同購入・個配では408号カタログで新登場します。
「薩摩うまつゆ」を使った炊き込みご飯。具材とつゆを入れて炊くだけの簡単レシピ(詳しい作り方は商品ラベルに記載)。お米と具材の味を引き立てるシンプルな味。
「薩摩うまつゆ」開発委員会取材しました
パッケージについて検討。本醸造醤油・枕崎産かつお節を使った価値ある商品に合う、高級感がある黒いラベルに多数決で決定しました【写真右】。
メーカー(株)ヒガシマルで製造工場を見学。人の手をかける丁寧な作り方の説明を受け「家庭でつゆを作る工程を工場で再現している」と納得【写真左】。
試食会に参加した子どもたちもおいしそうに味わっていました。「だしが効いているのでつい飲みたくなってしまう」との声も【写真左】。
試食会ではおかわりする人も多数。試作・改善を重ねて完成した納得の味にメンバーの笑顔があふれます【写真右】。