憲法九条の大切さを実感!

東郷フレンズでは、毎年8月に平和についての取り組みを行っています。今年の8月はコロナ感染者が激増していたため、11月18日(金)に東郷共同福祉施設で4人が参加して、生協コープかごしまで貸し出しをしているDVD「学徒兵 許されざる帰還〜陸軍特攻隊の悲劇〜」を鑑賞しました。

 

特攻隊員が戦闘機の不具合で帰還したことを秘密裏に、生きて戻ったことを後悔させるような教育を収容所で受けたと言う体験者の話に、やるせなさが残り、8月15日の終戦を迎えても死ぬことを迫る教育指導の恐ろしさを感じました。
最近では日本の防衛費を「GDP比1.07%から2%への引き上げる」ことが話題になっています。今ある平和を脅かす怖いことだと思います。私たちの生活は憲法九条に守られていることを改めて感じることでした。

<参加者の感想>

・戦争の恐ろしさを深く感じました。今の時代では考えられない体験者の声に、胸の詰まる思いになりました。
・憲法九条を国が守らないと、私たちの命も分かりませんね。戦争は二度と起こってはならないと強く思いました。
・まだ子どもたちが小学生の頃、平和学習で親子で知覧特攻平和会館へ行って体験者の話を伝える語り部の方から、同様の話を聞いた覚えがあります。映像で体験者の声を聞くことも大事だと思いました。

<組合員に伝えたいこと>

今まさに改憲について国会で議論されています。戦争体験者は一様に「戦争は二度としてはならない」と言っています。戦争を知らない世代が大半になっている今、このように平和学習会などで学び、みんなで、私たちの今ある平和を守る意識付けをしていけたらと思います。