無理なく減塩・おいしく減塩
くらしの助け合いの会、南薩「まごころ」は、12月9日(金)に加世田センターで「減塩学習会」を開催し、14人の参加がありました。講師は管理栄養士の田中さんにお願いしました。今回は、「減塩」に対して知りたい、学びたいの要望が多く、「塩分をとり過ぎると、どのようなリスクがあるのでしょうか」というテーマに沿って学びました。
また、参加者には自宅の味噌汁を持参してもらい、塩分濃度の測定を行いました。
<学んだこと>
・自分の血圧は、どの程度か知ることが大事。
・厚生労働省は、一日の塩分摂取量の目標を成人男性7.5g未満、女性6.5g未満 に努めることとしています。
・主菜、副菜、汁物の全てを薄味にするのではなく、朝、昼、夕食の一日のトータルで考える。
・量を半分に減らしたり、具を多くしたりして工夫して作る。
<参加者の感想>
・参加者の減塩に対する意識が高く、持ってこられた味噌汁の塩分濃度が0.3〜0.6%という数字には驚きました(うす味)
・自分では気をつけているつもりだったけど、これからは大さじ、小さじを使って量に気をつけながら作ることが大事だと思いました。
<組合員に伝えたいこと>
減塩に意識して取り組むことで、高血圧からくる循環器疾患(脳卒中、心筋梗塞、心不全など)を減らし、健康で活力有る生活を維持し、SDGs「すべての人に健康と福祉を」の達成にも貢献できるのではないでしょうか。