オンライン視聴報告【ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ】
オンライン視聴報告
8月4日~5日、7日~8日に日本生活協同組合連合会が主催となって
「2022ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」が開催され、生協コープかごしまの組合員も参加しました。
今回は、ロシアのウクライナ侵略を受け、新たに核兵器が使用されるのではないかという恐怖と不安の中で、
被爆者の体験談、体験談を紙芝居にして継承活動に取り組んでいる方のお話、大学生協の平和の取り組みなどを学びました。
被爆者の方からは
「自分が最後の被爆者としてほしい。戦争は絶対にしてはならない、まして核の使用は人類の破滅につながる」
「日本政府は唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約への署名と批准を早くするべき」と訴え
参加された方からは
「ロシアの核保有数にびっくりした。絶対に使用させてはならない」
「日本政府には、今こそ核兵器禁止条約への署名・批准をして欲しい」などの声が寄せらました。
ピースアクションの取り組みの一つである、「虹のひろば※」へ毎年メッセージを送ってくださっている、
松井一實広島市長・田上富久 長崎市長からはそれぞれ
「核兵器廃絶の道のりは決して平坦ではありませんが、一人ひとりが「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という被爆者の思いを自分のものとして受け止めて、核兵器はあってはならないという信念を持ち、それをしっかりと発信し続ければ、必ずや各国の為政者に核抑止政策の転換を決意させるための原動力になります。」
「核兵器のない世界への道は険しさを増すばかりです。こうした現状に歯止めをかけ、核兵器廃絶に向けた流れを立て直すためには、 私たち一人ひとりが力を合わせ、これまで以上に核兵器廃絶の声 を大きくしていくことが重要です。」
と、メッセージが寄せられました。
また、この夏の取り組みで組合員に呼びかけた折り鶴の一部を千羽鶴にして、ヒロシマ・ナガサキの原爆資料館に祈贈させていただいています。
生協コープかごしまでは、今後も「核兵器廃絶を求める」「戦争を風化させない」「地域における草の根運動」の3点を柱として、平和活動に取り組んでいきます。
※虹のひろば
全国の生協の組合員やその家族が一同に集まり、平和について考える機会として企画しています。